見えないものを追跡する
株式のベータ、そのボラティリティ、スプレッドの適正水準。これらの数は画面から読み取れません。毎日見えるのは価格やリターンで、それは隠れた量にノイズが加わったものです。状態空間モデルはこれを2つの式で書きます。状態 は隠れた量で、毎日少しずつ動きます。観測 は実際に測るものです。最も単純なのはローカルレベルモデルで、状態はランダムウォークをし、各観測は状態に測定ノイズを足したものです。
ここで は状態が1日にどれだけ動くか、 は観測1つがどれだけノイズを含むかです。3つの問いが繰り返し現れます。予測は、明日のデータを見る前に明日の状態がどこにあるかを問います。フィルタリングは、今日の観測を見た後、今の状態がどこにあるかを問います。平滑化は、さらにデータが届いた後に過去の状態がどこにあったかを問います。リアルタイムの数が必要なトレーダーが使えるのはフィルタリングだけです。3つとも信念を平均と分散をもつ釣鐘形で持ちます。予測は状態が動いたかもしれないので分散を だけ増やし、観測は情報をもたらすので分散を減らします。
- 状態と観測:状態は隠れていてゆっくり動き、観測はノイズを含んで毎日届く。
- 予測してから更新:予測の段階で不確実性 が増え、更新の段階でデータがその一部を取り除く。
- 隠れマルコフモデルと同じ考え:あちらの状態は少数の値、こちらは数直線上の数。
ラボ:採点される内容
- 1歩の動き15点
- 観測の分散15点
- データなしの4日間15点
- 大きな観測10点
- どの量が隠れているか10点
- フィルタのサイクル10点
- 用語を結び付ける10点
- なぜフィルタするのか15点